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仮発掘完結純文学

【6200PV達成!】あの日、少女と汽車の着くところ

東條零 📚 4.4万 🔖 38
【6000pv達成! 最高順位 日間1位 週間1位 月間2位 感謝!】 汽車はゆく。少女たちの想いを乗せて。 昭和四十九年。北海道。夕張鉄道廃線の年。 幼かった月枝は、不治の病に冒された幼女明奈と出会う。 二人は強く結びつき、明奈の、本当のお父さんに逢いたい、という望みを叶えるため、二人だけの冒険の旅に出る。 幼い二人は純粋にお互いを想い合っていた。 その幼かった頃の記憶を封印して育った月枝は、三十年後、ふとしたきっかけで、自ら封印していた過去を思い出す。 二人の幼女。その二人がたどった運命とは……。 この作品はオール讀物新人賞に応募して、ラス前で無念に散ったものです。 そのときのペンネームは相庭朱夏といいます。 今回は、それに加筆修正を加えました。
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R
Resetter
2026/6/21 · ネタバレ:なし

一話目の美しさたるや……。 あっという間に魅せられた。 そして、何度泣かされたことか。 これ、すっごく調べて書いたんだろうな……と、思えるところも含めて、神作品。

管理人
2026/6/19 · ネタバレ:軽微

最初に心をつかまれたのは、つり革が一斉に踊り出す汽車の車内だった。昭和の北海道、廃線間近のディーゼル車に揺られて、二人の少女の数ヶ月がはじまる。雪に触れたことのない明奈のために、月枝がそっと雪だるまを病室の窓辺に置く——そんな小さなやさしさの積み重ねに、何度も胸があたたかくなった。葬儀の静かな現在から少しずつ過去がほどけ、終盤にすべての記憶がつながったとき、じんわり涙がこぼれた。読み終えたあと、そっと誰かに手渡したくなる物語。

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