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「文章が上手い」のWeb小説
読者が「文章が上手い」と感じた、ランキング外の作品です。気分に合いそうなら応援してみてください。
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12
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◎
仮発掘
現実世界恋愛
連載中
World Without Memory ~生きる希望を探して~
深山河 蜻蛉
記憶をなくして目覚めた少年が、田舎の夏の中で少しずつ人と出会っていく物語。 手水舎で「飲んじゃだめ」と止めてくれた燦から渡された水筒の水を、目覚めて以来いちばん美味しいと感じる――そんな小さな瞬間の積み重ねが、じんわり胸にしみる。 星空を並んで見上げながら「同じ星を見てる、私は一人じゃない」と言う穂乃実の言葉や、知的に語っていた燦が突然「チェアァァァーー!!」と木を蹴り倒すギャップにも、思わず頬がゆるんだ。Keyの叙情を思わせる一人称の静かな語り口で、生きる希望を手探りする彼の歩みを、そっと背中から見守りたくなる。
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2.5万
字
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40
◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
SETSUKA
meiban
吹雪の中でたどり着いた古宿で、焦げた焼き魚を「福が落ちてきた」と笑う仲居さんに迎えられる。その一言で、こちらの肩までふっとゆるんだ。囲炉裏の火、灯りの芯にかける手間、縁側で毛布を分けて雪を眺める時間——派手な事件はないのに、ひとつひとつの所作が温かくて、読むほどに村の空気に体ごと馴染んでいく。主人公は、人に近づくほど怖くなって関係を自分から切ってしまう癖を抱えた青年。その不器用さが他人事に思えなくて、そっと背中を押したくなった。静かな雪の手触りごと、じんわり心が温まる一作。
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5.6万
字
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3
◎
仮発掘
ハイファンタジー
完結
我が戦友 -北欧神話ロキの物語-
Romina
北欧神話のロキを、いたずらの軽やかさから終末の絶望まで、ひと続きの物語として丁寧に描き直した一作。どの予言にも名のないヴェトルと狡知の神ロキ、神々の輪の外側にいる二人が、沈黙ごしにそっと距離を縮めていく。その関係の温度がとても好きだ。功績を語らず、世界に使われてはやがて忘れられていく——それでも隣にいてくれる存在のありがたさに、じんわり胸が熱くなった。簡潔で詩的な文章が、静かな余韻をずっと残してくれる。
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2.3万
字
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24
◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
桜想――月を引く亡霊と囲う者たち――
月城玉菜
二百年、ひとりで桜の下にいた亡霊の少年・尊。是雄が握り飯を落として転ぶ場面で、尊が二百年ぶりにふっと笑う――そのささやかな瞬間に、こちらの胸もそっとほどけた。 和風の幻想世界を、土や煮炊きの匂い、人の声まで丁寧にすくい上げる文章が静かで美しい。受肉して村の温かさに触れながら、何もできない自分に小さく拳を握る姿を、そっと背中を押したくなる。
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1.8万
字
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3
◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
ArcanaReWrite
上月琴葉
目覚めたばかりの真っ白な髪の少年に「天乃紡」という名前が贈られる場面から、いい。この物語では、名前を贈ること・約束を交わすことが、そのまま誰かの命をつないでいく。夢の中で出会う少女ヒバナがくれた宝石が、目覚めたあと現実にも残っている——そんな繊細な仕掛けも好きで、儚い存在に寄り添う一人ひとりの想いが、やわらかく繋がっていくのがいい。水の都や和風の祭り、砂漠の街と、区ごとに表情を変える景色の描写も丁寧で、読みながら一緒に旅している気持ちになった。タイトルが示す「ReWrite」という願いのとおり、定められた結末に抗おうとする登場人物たちを、そっと応援したくなる。
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18.3万
字
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2
◎
仮発掘
純文学
完結
【6000PV達成!】あの日、少女と汽車の着くところ
東條零
一話目の美しさたるや……。 あっという間に魅せられた。 そして、何度泣かされたことか。 これ、すっごく調べて書いたんだろうな……と、思えるところも含めて、神作品。
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4.4万
字
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38
◎
仮発掘
純文学
連載中
若と忠犬と黒瀬組 ─ 進路の決まらない僕と一緒にいる幼馴染 ─
灯屋 いと
黒瀬組というヤクザの家で育った律と、血の繋がらない幼馴染の蓮。なのにこの家、行き場のない子も傷を抱えた人も、そっと受け止めてしまう懐の深さがあって、その温度がまず好きだ。鼻歌でムーン・リバーを口ずさむ蓮の屈託のなさと、進路に迷う律が「この子の隣にいたい」と静かに願いはじめる距離の変わり方に、じんわり胸が温かくなった。強面の世界の奥にある、やわらかさで読ませてくれる。
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1
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13.1万
字
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2
◎
仮発掘
異世界恋愛
完結
灰髪の魔道具令嬢は、黒衣の魔術師に乞われて微笑む
霖しのぐ
虐げられてきたヒロインが、訳ありヒーローに求められることから始まる異世界恋愛作品です。少しずつ前を向けるようになっていくヒロインを見守り、応援したくなります。 一緒に暮らす日々の中で心を通わせていくヒロインとヒーローのやり取りに、優しさや穏やかさを感じながら話は進んでいきます。 じれじれと切なさ重視の作品です。
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19.5万
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◎
仮発掘
現実世界恋愛
連載中
サボテンの花
みるきー
この主人公の優しさが、まず好きだ。日野さんの異変に気づいても、根掘り葉掘り聞かず、自分のバイト先のファミレスにそっと連れて行く。 彼女の事情を店長にすら話していなかったことに咲が「ほっとして胸が温かくなる」場面で、こっちまでじんわり来た。 タイトルの『サボテン』に込められた、棘越しの不器用なやさしさ。会話のテンポも穏やかで、文化祭・勉強会・夏祭りと、季節と一緒に二人の距離が少しずつ縮まっていく感じが心地いい。
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6.8万
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◎
仮発掘
ハイファンタジー
連載中
笑顔を創る魔導具師セレナは、今日も世界をつないでいる
八坂 葵
家族の支えと親友との絆の中で、魔導具師を目指す女の子の歩みがじんわり胸に来る。九歳でようやく自作のランタンに光が灯る瞬間、料理人を夢見て走り出す親友に置いていかれそうで胸がきゅっとなる夜、それでも翌朝には手を繋ぎ直せること。派手な戦闘ではなく、誰かを笑顔にしたいという小さな気持ちが少しずつ世界を広げていく。その温度感が好きだ。
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64.6万
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57
◎
仮発掘
異世界恋愛
連載中
三年で離縁の契約ですが、まずこの家の帳簿を直させていただきます 〜お飾り妻の、静かな家政立て直し〜
銀月ソフィ
派手な展開はないんだけど、燭台の数とか卵の仕入れとか、細かい数字のズレから家の嘘を一枚ずつめくっていく感じが気持ちいい。主人公が声を荒げず、淡々と帳簿で殴っていくのがいいんだよね。冷たい旦那様も、皿の卵ひとつでちょっと素が見えたりして、この先の距離感が気になってくる。文章の間がきれいで、静かなのに止まらなくなった。
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3.5万
字
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2
◎
仮発掘
異世界恋愛
完結
要らない娘と呼ばれた私を、魔王は千年待っていたそうです ~捨てた公爵家は没落し、私は世界で一番幸せになりました~
蒼空ルーシェ
冒頭、家族に名前を呼ばれない少女が使用人一人ひとりの名前を呼んで別れを告げる場面で、もうこの作品の品の良さが伝わります。「お前でちょうどよかった」と背中越しに告げる父、折れかけた野の花を握らせて泣く弟。痛みの描き方が静かで、誇張がない。 そして魔王城での邂逅。大陸最強と恐れられた存在が跪き、震える指先で触れることすらできず「まだ怖いのだ」と零す——この「触れられない」一拍の置き方が見事で、千年という時間の重さが一気に立ち上がります。涙が落ちた場所から花が咲く描写も静謐で美しい。 捨てた側が後悔に沈み、捨てられた側が世界一愛される。王道のカタルシスを、丁寧な感情描写と整った文章で味わわせてくれる作品です。
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8.5万
字
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