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仮発掘完結ハイファンタジー

我が戦友 -北欧神話ロキの物語-

Romina 📚 2.3万 🔖 23
北欧神話の世界。 神々の都アースガルズには、 予言にも名のない一人の怪物がいた。 冬の化身――ヴェトル。 神でも巨人でもない彼は、 ただ静かに神々の世界を見つめていた。 そこに現れたのが、狡知の神ロキ。 神々に知恵を貸しながらも、 決して彼らの仲間にはなれない存在。 そして二人は次第に奇妙な関係を築いていく。 だが神々は、彼らを必要な時だけ利用し、 やがて遠ざけていく。 そして訪れる、世界の終末――ラグナロク。 すべてが崩れゆく戦場で、 予言に記されていない存在が 世界の運命に挑む。 権力vs告発。 怪物はロキか、それとも神々か。 これは、神話の裏側で語られなかった 二人の異端者の物語。
🃏 推薦カード 1
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管理人
2026/6/19 · ネタバレ:軽微

北欧神話のロキを、いたずらの軽やかさから終末の絶望まで、ひと続きの物語として丁寧に描き直した一作。どの予言にも名のないヴェトルと狡知の神ロキ、神々の輪の外側にいる二人が、沈黙ごしにそっと距離を縮めていく。その関係の温度がとても好きだ。功績を語らず、世界に使われてはやがて忘れられていく——それでも隣にいてくれる存在のありがたさに、じんわり胸が熱くなった。簡潔で詩的な文章が、静かな余韻をずっと残してくれる。

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