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「じわじわ面白い」のWeb小説
読者が「じわじわ面白い」と感じた、ランキング外の作品です。気分に合いそうなら応援してみてください。
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異世界恋愛
連載中
「君を断罪する」と記録された瞬間、私はその記録を書き換えた ~婚約破棄令嬢は、従者にだけ視えている~
夜空ミリア
婚約破棄から始まりますが、戦い方は剣でも魔法でもありません。主人公のリディアは声を荒げず、涙も見せず、黒革の手帳に二語の記録を書き込むことだけで相手の足元を崩していきます。 この世界では、記録されないものは存在できません。第二部では、その力を使った先で彼女自身が記録から外れます。宿の帳簿に「一名様」と書かれ、卓に置いた硬貨を主人が受け取れない——書けないものは受け取れない。そこから第二部は始まります。 溺愛も甘い言葉もありません。従者のルークは最後まで敬語のままです。ただ、その距離のまま関係だけが変わっていきます。静かな逆転劇と、低温の関係性がお好きな方に読んでいただけたら嬉しいです。
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8.9万
字
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7
◎
仮発掘
異世界恋愛
連載中
聖女を辞めましたが、私は静かに暮らすだけです 〜本物の乙女が現れたので聖印をお返ししたら、辺境でなぜか過剰に大切にされています〜
リリア・ノワール
聖印を返す場面で、司祭が理由を告げようとするのを、彼女は「承知いたしました」と遮ってしまう。 争わない。取り返さない。この一手で作品の温度が決まる。 効いてくるのは辺境に着いてからだ。領主は何も言わずに扉の脇へ薪を積み、名乗りもせずに帰る。転んだ子どもは、いてほしい理由を「なんか、いいから」としか言わない。 聖女だから、ではない好意が積み上がっていく。読んでいるあいだ、こちらの肩まで下りてくる。
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6.0万
字
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37
◎
仮発掘
ハイファンタジー
連載中
婚約破棄された公爵令嬢は、無能扱いの第二王子の政務を支えることになりました ~捨てた第一王子が後悔しても、もう遅いです~
藤宮レイ
最初の五話は、ひたすら谷だ。婚約破棄され、友人が様子を見に来て帰り、実家からも辺境へ遠ざけられる。 反論の材料は全部揃っているのに、彼女は一度も使わない。だから第6話が効く。 第二王子が彼女を呼び出して告げるのは、慰めでも同情でもない。「君は、不要だったのではない。使えなかっただけだ。第一王兄が」。 根拠にするのは筆跡と、その案が半年後に出した収支だ。評価が結果で返ってくる話だと分かった時点で、読む理由ができた。
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12.9万
字
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67
◎
仮発掘
異世界恋愛
連載中
婚約破棄された悪役令嬢は、役割を与えられない場所で静かに生きる 〜尽くしても報われなかった私を、理由も聞かずに受け入れてくれる領がありました〜
東雲透
婚約破棄の場で、彼女は弁明しない。証拠はあるのに「ございません」とだけ答える。その理由が第1話で腑に落ちる。 引き込まれたのは辺境に着いてからだ。 役割は与えないと言う辺境伯に、彼女は「それでは、いつか不要になります」と返す。 返ってきたのは「信じなくていい」。慰めでも説得でもない。 この距離感が、以後ずっと崩れない。 書類を直さず印だけ残す。関わらない日を自分で決める。 彼女の選択には一つずつ理由があり、それが静かに効いてくる。
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10.7万
字
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81
◎
仮発掘
異世界恋愛
完結
「針子にでもなれば」と婚約破棄された令嬢ですが、王宮衣装室の片隅で静かに有能さがバレていきます 〜誰にも褒められない仕立て直しをしていたら、気づけば王宮中が私の針を探していました〜
すずり
婚約破棄の翌日から、王宮衣装室の最下層「お直し係」として始まります。入り口は王道。面白いのは中身の詰め方です。 体型の変わった夫人の礼装は、裾の共布からまちを挿し、継ぎ目に蔓草の刺繍を足して「初めからその意匠だったこと」にする。蝋の染みは擦らず、温めて当て布へ移す。直しの手順が毎回きちんと説明され、その一つひとつが、そのまま人の事情を救う手になっています。 面白いのが第5話。控えめに書いた請求書で「冷徹の吝嗇卿」に呼び出され、告げられるのが「安すぎる」。自分の仕事の値打ち、帳簿の信用、次に来る者の待遇——三つの理由で叱られる場面で、この作品は信用できると思った。 縫い目は筆跡。だから針子は、布から人を読む。ざまぁは声を張らず、帳面と針目の側から静かに詰めていくのが面白いです。
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7.2万
字
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63
◎
仮発掘
ローファンタジー
完結
その痛み、鎮痛剤じゃ治りません 〜心身の歪みが“黒い墨の霧”として視える異能の鍼師が、薬に潰される現代人を救う〜
蒼野湊
「昨日の正解は、今日の正解じゃない」——動くツボという発想が面白い。 症例ごとに変わる黒い墨の霧を、指先一本で追い当てる見立て勝負がいい。 産業医・郷原との対峙は「データか、身体か」を静かにぶつけ合う熱量戦で、顔のある敵へのざまぁが小気味いい。 そして中盤、いつも視る側だった主人公が倒れ、これまで救ってきた患者たちに巡り巡って支えられる場面は、伏線の回収以上の説得力があった。そのあとに現れる値踏みするような視線が、次の対決を予感させる。
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6.9万
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2
◎
仮発掘
ハイファンタジー
連載中
素王召喚〜私を振った女と同時に律令風異世界に呼ばれ謎の政争に巻き込まれています〜
讃嘆若人
律令風異世界という斬新な設定で、主人公と華麟のやり取りがとにかく好きです。
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18.3万
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◎
仮発掘
ハイファンタジー
完結
一万年生きたエルフ
狐目 ねつき
長命種のエルフが人と出会い、別れていくその長すぎる一生を描いた物語。 その一万年に及ぶ人生で彼女はなにを見つけるのか。 丁寧に綴られた文章が心に沁みます。
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1.0万
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33
◎
仮発掘
異世界恋愛
完結
後宮妖譚録:誤訳すれば妖が湧き、正しく訳せば妖は消える 〜七つの言語を操る亡国の翻訳姫は、男装して後宮の妖を言葉で祓う〜
翠蘭
退魔の武器が剣でも呪符でもなく「翻訳」。文脈で意味が裏返る一語を正しく読み直すと妖が消える、という発想がまず効いている。 祓いそのものが謎解きで、解けた瞬間に妃同士の敵意までほどけるのが気持ちいい。 さらに第3話、淀みなく書かれた誤訳を見て「これは、わざと訳し違えた」と気づく場面で手が止まった。 一話完結の爽快の下に、誰かが意図的に言葉をねじ曲げる縦軸が走っている設計だ。 男装がバレかけた皇弟・蒼月との張り詰めた間合いも、毎話じわじわ効いてくる。
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8.3万
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3
◎
仮発掘
異世界恋愛
完結
愛した姫の名で生まれ変わり、前世の誓いを果たす ~思い出すは、君の名~
呂兎来 弥欷助
プロローグの別れの場面がまず好き。 「来世で留という名で生まれてきて」と願う姫に、青年が「君の名で生を受ける」と誓う。 その誓い通りに港町の宿屋で再会する現世が温かくて、目が離せなくなった。 別れを前提に選んだ恋なのに、祖父が姫を「柚子」と呼んで家族になっていく日常がやさしくて、続きが楽しみ。
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11.8万
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編集部オススメ
◎
仮発掘
ハイファンタジー
連載中
ハズレ=無能と追放された転生領主、辺境でだけ開花する【領地創造】チートで最果ての村を立て直す
夜凪レン
枯れた井戸に水が戻る最初の奇跡から好きだった。 面白いのは、領地を動かす力の源が村人の活動や幸福度だという設定で、主人公ひとりの力ではなく村みんなの力で領地が育っていく。 一度失敗したアルトが「もう一度皆の力を借りたい」と頭を下げ、村人が応えて村が息を吹き返す流れに引き込まれた。 治癒の光をずっと隠してきたミリアが、また光を使えるようになる場面も温かくて、続きを応援したくなる。
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9.6万
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編集部オススメ
◎
仮発掘
ハイファンタジー
完結
無能と追放された〈戦後処理官〉、英雄たちの失敗を全部押し付けられていただけでした 〜だが、唯一の”後始末役”を失った国は、英雄ごと自滅していった〜
風牙シオン
魔王を倒した後にこそ国は滅びる、という視点がまず面白い。 全員は救えないと知りながら、帳簿と知略で国を立て直していくアレンの決断を、嫌われ役だと分かったうえで応援したくなった。 派手さはないのに目が離せなくて、続きが楽しみ。
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11.9万
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