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仮発掘完結ローファンタジー

区役所ダンジョン対策課 〜住民票の次はボス部屋です〜

やどかり 📚 4.8万 🔖 1
ある朝、閑静な住宅街の公園に、深さ不明の縦穴が口を開けた。ダンジョンである。 住民は「早く埋めろ」と激怒。本庁は「予算がつくまで放置」と回答。板挟みになるのは、いつだって現場だ。 黒田マモル、31歳。出世コースを外れ「ダンジョン対策課」に飛ばされた窓口のプロ。戦闘力はゼロ。だが彼には一芸があった——どんな無理難題も、条例の抜け穴と根回しで通す「申請の魔術師」。 黒田はダンジョンを「不法投棄物」とみなす条例の抜け穴で緊急予算を引き出す。だが査定のため一階層だけ潜ったその底に、近隣で行方不明になった子どもの上履きが落ちていた——。 縦割り、前例主義、苦情、財源不足。ボスより手強い「お役所」を相手に、武力で解決できない問題を、書類と人間関係で片付ける。地に足のついた現代ダンジョン行政ヒューマンコメディ。 転入届、出します。ダンジョン、湧きました。
🃏 推薦カード 1
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原石ひろい
2026/6/29 · ネタバレ:軽微

湧いたダンジョンを「不法投棄物」とみなし、廃棄物処理条例の抜け穴で緊急予算を引き出す——この一手で掴まれた。 剣もスキルもない窓口公務員の武器は、例規集と付箋と申請書と根回し。だが査定で潜った縦穴の底に、行方不明児童の上履きが片方落ちている。笑える役所コメディが、ここで急に背筋を伸ばす。 三つの課の「うちじゃない」を、責任だけ引き取って一枚の書類で束ねる第3話の曲芸、一つの財布で足りないなら三つの財布から薄く抜く第6話の予算ハック。 縦割りを敵ではなく抜け穴として使い倒す発想に、これは当たりだと手が止まった。

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