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仮発掘連載中異世界恋愛

婚約破棄された公爵令嬢は、下町で質屋を継ぎました 〜ところでその婚約指輪、贋物ですわよ?〜

朝比奈ミナ 📚 11.4万 🔖 51
「家宝を盗んだ」と冤罪で勘当された公爵令嬢は、下町の質屋の女主人となり、自分を捨てた人々の嘘を一つずつ査定し返す——その婚約指輪、贋物ですわよ? 婚約破棄を宣言された公爵令嬢ヴィオレッタは、泣きも縋りもせず、返却する婚約指輪をその場で査定した。台座は金鍍金、芯は銅。査定額、銅貨三枚。 勘当上等。私には、祖母が遺した下町の質屋「三日月堂」がございますの。 持ち込まれる質草は、持ち主の人生と嘘を知っている。違法金利の質札は書式不備で無効に。贋作競売は壇上で公開査定。やがて「盗まれた」はずの家宝が、敵の手で当店に持ち込まれて——冤罪は必ず晴れ、嘘の値札はすべて剥がれる、痛快下町ざまぁ譚。 お品物は、正直ですのよ。
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原石ひろい
2026/6/15 · ネタバレ:軽微

派手な魔法も剣も出てこない。武器は「目と台帳と算盤」だけ。査定と書面と手続きで理不尽を一つずつ覆していく、その発想が面白い。 婚約破棄を告げられた公爵令嬢が、その場で婚約指輪を査定して「銅貨三枚」と突き返す——掴みからして痛快だが、本領はその後の下町の質屋。持ち込まれる質草の嘘を、慇懃無礼な毒舌でやんわり、しかし条文で容赦なく暴いていく。 そして序盤の何気ない一品が、後の話で効いてくる設計がいい。暴力に頼らず「書面は腐らない」で押し切る痛快さがある。

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