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ローファンタジーのWeb小説
現実に近い世界に不思議が混じるファンタジー。
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推薦済
ローファンタジー
連載中
甲州御庭番劇帖
蕃石榴
「2031年も江戸幕府が続いている」という設定の世界観がまず楽しい。14歳の主人公が、亡くなった旦那さんの形見のミサンガを失くしたおばあさんのために、ナメクジ妖魔へ向かっていく冒頭から心を掴まれた。聖剣を授かった少年と、タヌキ・ヒグマ・チンパンジーといった獣人の仲間たちが賑やかで温かい。戦闘では「ナメクジには塩」を融雪剤で再現したり、粉塵爆発を仕掛けたりと、毎回科学知識を活かした一手が鮮やかで面白い。妹の廿華が兄様に渡すプリンや髪飾りが戦地での支えになる場面もじんわり来て、続きを応援したくなりました。
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52.9万
字
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235
◎
仮発掘
ローファンタジー
完結
カトリーヌ・ド・猪熊のバラの時代
樫山泰士
東京・東石神井を舞台に、漫画家の猪熊先生と仲間たちが時空を行き来する連作短編。語り手と作者と登場人物が同じ場所でしゃべっているような軽快な場面と、ふと差し込まれる静かな再会の場面の温度差が好きで、気がついたら全話を通して読んでいました。SF・ファンタジー・恋愛・ご近所の風景が並んで置かれていて、その並べ方がとてもこの作者らしい。最終話で先生が口にする「ささやかだけれど、誰のなにかの、役に立つもの」という言葉の余韻が、読み終えたあとも長く残ります。
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23.5万
字
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14
◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
SETSUKA
meiban
吹雪の中でたどり着いた古宿で、焦げた焼き魚を「福が落ちてきた」と笑う仲居さんに迎えられる。その一言で、こちらの肩までふっとゆるんだ。囲炉裏の火、灯りの芯にかける手間、縁側で毛布を分けて雪を眺める時間——派手な事件はないのに、ひとつひとつの所作が温かくて、読むほどに村の空気に体ごと馴染んでいく。主人公は、人に近づくほど怖くなって関係を自分から切ってしまう癖を抱えた青年。その不器用さが他人事に思えなくて、そっと背中を押したくなった。静かな雪の手触りごと、じんわり心が温まる一作。
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5.6万
字
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3
◎
仮発掘
ローファンタジー
完結
鈴村くんは間違えない
シア
未来を見通す本に頼ってやり直すお話かと思っていたら、いつのまにか「選択肢を読まずに自分の意思で選ぶ」物語になっていて、その歩みにじんわり胸が熱くなった。生徒会の仲間ひとりひとりにちゃんと物語があって、彼らの恋や過去まで丁寧に描かれるのが好きだ。そして中盤、序盤からそっと置かれていた小さな違和感が静かに回収される瞬間、思わず涙腺がゆるんだ。タイトルの意味が、終盤に向けてやわらかく沁みてくる。
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71.1万
字
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23
◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
永久螺旋 ―Unlimited Spiralー
天澤榧乃
主人公の高瀬は、魔法も使えないごく普通の刑事だ。悪魔を相手取る極秘部署「魔力捜査室」に放り込まれても、彼にできるのは地道な聞き込みと刑事の勘くらい。 それでも上司の魔術師・螺旋が窮地に立ったとき、彼は拳銃片手に走り出す。異能の派手さではなく、人を想う実直さで前に進む高瀬に、そっと背中を押したくなった。官庁の手触りとソロモン72柱の悪魔が同居する世界観も、妹のクッキーやテレポート係の掛け合いも、じんわり好きだ。
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9.4万
字
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7
◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
桜想――月を引く亡霊と囲う者たち――
月城玉菜
二百年、ひとりで桜の下にいた亡霊の少年・尊。是雄が握り飯を落として転ぶ場面で、尊が二百年ぶりにふっと笑う――そのささやかな瞬間に、こちらの胸もそっとほどけた。 和風の幻想世界を、土や煮炊きの匂い、人の声まで丁寧にすくい上げる文章が静かで美しい。受肉して村の温かさに触れながら、何もできない自分に小さく拳を握る姿を、そっと背中を押したくなる。
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1.8万
字
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3
◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
ArcanaReWrite
上月琴葉
目覚めたばかりの真っ白な髪の少年に「天乃紡」という名前が贈られる場面から、いい。この物語では、名前を贈ること・約束を交わすことが、そのまま誰かの命をつないでいく。夢の中で出会う少女ヒバナがくれた宝石が、目覚めたあと現実にも残っている——そんな繊細な仕掛けも好きで、儚い存在に寄り添う一人ひとりの想いが、やわらかく繋がっていくのがいい。水の都や和風の祭り、砂漠の街と、区ごとに表情を変える景色の描写も丁寧で、読みながら一緒に旅している気持ちになった。タイトルが示す「ReWrite」という願いのとおり、定められた結末に抗おうとする登場人物たちを、そっと応援したくなる。
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18.3万
字
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2
◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
【連載版】不運が続く俺の元に座敷わらしが嫁候補として居座っているのだが
藤原 柚月
不運続きの俺の部屋に居座った座敷わらしの里桜が、実は昔亡くした飼い猫の生まれ変わりだと分かったとき、胸がじんとした。砂団子を料理だと差し出す天然っぷりに頬がゆるみ、「守れなくてごめんな」と透和が手を合わせる場面ではそっと涙が滲む。妖たちのかくりよ巡りも、舞や妖狐それぞれが抱えた過去がやわらかくほどけていって、群像劇としても温かい。笑いとしんみりの緩急がやさしくて、読み終えるころには里桜の幸せをずっと願っていた。
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7.1万
字
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104
◎
仮発掘
ローファンタジー
完結
異世界PMは不具合を許さない 〜ギルドの独占市場を改修する〜
人間失格
45歳のPMが、納期に追われながらもギルドの独占や各所に仕込まれた“不具合”を一つずつ解きほぐしていく。規約や分析で静かに筋を通していく手際が小気味よくて、読んでいて気持ちがほどけた。有能なのに現実の仕事からは逃げられない、その背中にも親しみがわく。相棒フネとの掛け合いも温かくて、そっと応援したくなる作品だ
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10.2万
字
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55
ローファンタジー
連載中
【第一章完結!】アカシックテイル 〜正義と魔術が交錯する現代魔導戦記〜
水月
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9.0万
字
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7
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推薦済
ローファンタジー
連載中
絶望の箱庭~鳥籠の姫君~
神崎 ライ
二つの世界と、その狭間にある『箱庭』。設定からして好きだ。闇属性なんていう誰とも違う力を抱えた冬夜が、9年前に救えなかった少女の影を追って魔法学園に飛び込む——この出だしで掴まれた。 普段は寝ぼけて生徒会長にビンタされたりマスコットうさぎのソフィーに振り回されたりとゆるいのに、いざ戦闘になるとロザリオが赤黒く輝いて全身に黒のオーラを纏う覚醒シーンへ一気に振り切る。この日常と絶望の落差にやられた。 掛け合いでさんざん笑わせておいて、トラウマと創造主(ワイズマン)の思惑がじわじわ忍び寄ってくる。謎が一個ずつ繋がっていく感触が気持ちよくて、続きが気になって止まらない。
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53.1万
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1554
◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
僕は狐の眷属です! 真白と紡の神社日誌 ―600年前の巫女の願いから生まれました―
稲荷寿司
掃き掃除の力加減ひとつで物語が立ち上がる。箒を握った紡が地面を薙ぎ払って砂煙を上げ、真白がそっと手を添えて向きと力を教える。たったそれだけの場面に、この作品の核がある。派手な能力バトルではなく、神具を拭き、米と塩を整え、手水の水を管理する所作の積み重ねで「眷属の仕事」を描く。その地に足のついた手触りに引き込まれた。 豪快すぎる先輩・優羽、結界担当で胃を痛める縁。脇を固める眷属たちの噛み合わせも楽しい。穏やかな日常の底に「禁忌」と「黒い影」が差し込まれていて、緊張の芽は早々に植わっている。緩急の設計が効いている。
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62.4万
字
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30