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仮発掘完結歴史

柳生長屋の三人組 湧いた事件を片付けます

月城玉菜 📚 11.8万 🔖 8
江戸のとある長屋。 そこに住むのは、訳ありの三人組――章吉、光太郎、重俊。 喧嘩、揉め事、行方不明、妙な噂。 なぜか長屋の周りでは、厄介事が次々と湧いてくる。 腕っぷしと剣、そして少しの知恵。 三人はいつの間にか、事件の後始末を任されるようになっていた。 だが三人には、それぞれ人には言えない秘密がある。 転生を繰り返す青い眼を持つ男――章吉。 貧乏御家人の三男坊の真面目な男――重俊。 失われた眼を探す人ならざる男――光太郎。 やがて彼らの前に現れるのは、当代最強の柳生の剣士。 江戸の路地裏で始まる、 剣と人情と怪異の騒動始末。 ――湧いた事件、三人組が片付けます。
🃏 推薦カード 1
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管理人
2026/8/8 · ネタバレ:軽微

江戸の長屋の朝から始まるのが、まず好き。右目に眼帯の章吉、飯にありつけない貧乏御家人の三男・重俊、そこへ人ならざる光太郎が「家出だ」と隣に越してきて、白い飯と味噌汁を持ってくる。出汁のない味噌汁はまずい、と言い合いながら三人で朝飯を食べる場面が温かい。夜の路地の斬り合いも、湿った気配で近づいてくる怪異もちゃんと怖いのに、騒動が終われば必ず長屋の朝に戻ってくる。この行き来がやわらかくて、読んでいて楽しい。しかも大家が当代最強の柳生の剣士で、無茶な用事を涼しい顔で押しつけてくる。三人が振り回されるたびに笑ってしまって、続きが気になった。

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