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「キャラが良い」のWeb小説
読者が「キャラが良い」と感じた、ランキング外の作品です。気分に合いそうなら応援してみてください。
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136
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◎
仮発掘
推理
完結
聖女お断りいたします!〜亡き聖女の不審死の謎を追っていたら、放蕩王子が逃してくれません〜
雲乃シド
開幕、教皇の前で「お断りいたします」と言い切るところがまず好き。最高位魔導士のクロトが名誉ある聖女の座を断るのは、亡くなった友人の死の真相を自分の足で追いたいから。この始まり方で一気に引き込まれました。 一方で、無表情のまま馬に乗れず、風の魔導でふわっと浮き上がって「前に座った方がいいですか? それとも後ろ?」と真顔で聞くような人でもある。強くて隙がないはずなのに、こういうところで笑わせてくれるのが本当に好きです。 放蕩王子と呼ばれるグリズリッドとの噛み合わない会話も、道を進むにつれて少しずつ温度が変わっていく。命を削って国を支える聖女とは何なのか、という問いが背景に流れているぶん、二人のやりとりの軽さがありがたく感じられます。心臓を抉られる連続殺人という重い謎を追いながら、続きが楽しみで仕方ない一作でした。
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21.8万
字
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17
◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
異界喫茶
昏片逢瀬
人通りのない駅地下の通路に、わざわざ店を構えた理由が序盤で明かされる。ズルをしようとするとき 、人は他人の目が気になってしまうから。来店が多すぎない場所がいい。この一文で店主の啓嗣が好きになった。 愛犬を亡くした女性が持ち込んだ願いが「もう一度会いたい」ではなく「少しずつ忘れていきそうで、怖くって」だったのも印象に残っている。怪異は怖がらせるために出てくるのではなく、その人の想いに添うために名前を教えられる。カウンター席に座るのが「必要なお客さん」の合図、という店の作りもいい。静かであたたかくて、次はどんなお客さんが来るのか続きが楽しみ。
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5.7万
字
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5
◎
仮発掘
ハイファンタジー
連載中
魔王に転生したけど私、解釈違いです!~完璧な従者と最強の魔王の関係性を拗らせたオタク、自らの存在が解釈違いすぎる~
片吟堂
推しカプの魔王本人になってしまって、壁になりたいのに壁になれない。この出だしがまず面白い。鼻血を出しながら従者モルを眺めて悶える由紀の内心が、ずっとオタクのままなのが好き。敵国に忍び込んだ先で、暁光の巫女に前世のハンドルネームを言い当てられる場面には笑った。ふざけた勢いの裏で、推し二人を死なせたくないという願いはずっと真剣で、夜なべして二次創作を書いてまで手を尽くす由紀を応援したくなる。続きが楽しみ。
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21.6万
字
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14
◎
仮発掘
ハイファンタジー
連載中
大谷吉継 転生録 〜義は滅びず、再び剣を取る〜
ひさめ
関ヶ原で三成を守れずに死んだ大谷吉継が、病毒の魔法を抱えたまま転生する。光の治癒魔法が彼の身体を逆に焼いてしまう、というところがまず切なくて、序盤から引き込まれた。 好きなのは第3話。鎖に繋がれた影使いの少女にパンを差し出して「これは報酬だ。施しではない」と言い、チヨネと名前をつける場面。ここでこの人のことが一気に好きになった。 戦い方も面白い。力で押し切るのではなく、犬を騒がせて見張りの目を逸らしたり、血の匂いで魔物を誘導したり、地形そのものを崩したりする。軍師として生きた人の頭の使い方が、そのまま異世界の戦場に持ち込まれている。魔法を使うたびに自分の身体が削れていくのに、それでも守る側に立ち続けるのが吉継らしくて、応援したくなる。続きが楽しみ。
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27.7万
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8
◎
仮発掘
異世界恋愛
連載中
星屑オペラッタ ~わすれな姫は賢者様に甘やかされる~
境 美和
まず第1話が面白い。論文に没頭して4日も飲まず食わずだった賢者に、助手のソフィーが仕返しとばかりに8食分を並べて食べさせる。パスタの塔とサラダの山を前にした攻防で、もうこの二人が好きになった。 そのうえでソフィーは、見たものを一生忘れられない絶対記憶の持ち主で、それが彼女にとっては呪いでもある。賢者の私室に足を踏み入れる場面での、こわがり方が切実だった。そこに返ってくる彼の一言があたたかくて、読んでよかったと思った。掛け合いは軽やかなのに、二人が抱えているものはずっしり重い。この温度差にハマって、続きが楽しみで仕方ない。
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27.1万
字
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11
◎
仮発掘
ハイファンタジー
連載中
転生した辺境貴族の俺、結界魔法を運用して崩壊寸前の国境を立て直す 〜気づけば王女に目をつけられた〜
宮守悟
前世はセキュリティエンジニア、転生先で任されたのは魔力切れ寸前の国境結界。稼働率や予備の核、認証のやり方まで一つずつ詰めていく主人公の仕事ぶりが面白い。学園に移ってからも空気は軽やかで、夜の結界点検でエレーナが真顔で「ヨシ」と指差し確認をする場面には笑った。理屈っぽさとゆるさが同居した温度が好きで、章の後半で空気が変わりはじめてからは続きが気になって止まらなくなった。
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27.6万
字
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403
◎
仮発掘
純文学
完結
新婚夫婦、旅に出る。
未来屋 環
披露宴で聞いた「結婚生活は長い旅路」という一言から、さほちゃんが「隆太郎と一緒に旅してみたい」と言い出す。その最初の行き先が、洗濯を途中で止めてTシャツにジーパンで出かける近所のスーパーなのが好き。そうめんにトマトとツナ缶とごま油を入れると言い張るさほちゃんと、「これ、全部そうめん?」と戸惑う隆太郎の会話がとにかく楽しい。帰り道にコーラを回し飲みする、あの暑さごと覚えていたくなる。長野の七味も、ベネチアのゴンドラも、スーパーと同じくらい大事なものとして並んでいくのが良くて、読みながらじわじわ来た。短い一編なのに、二人と長く一緒に歩いた気持ちになる。
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8,165
字
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20
◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
空からエルフ [古武術男子高生の場合] ~助けただけだ。ハーレム作れとも、無双したいとも言ってない~
Resetter
「隕石じゃね?」と言って走り出してしまう主人公が、まず好き。落ちてきた光の正体は空から来たエルフで、そこからずっと騒がしい。掛け合いのテンポが軽くて、読みながら何度も笑った。 もうひとつ好きなのが、央世が騒動をぜんぶ古武術で片付けてしまうところ。暴走した相手を当て身で一瞬で眠らせて、抱えて運んで、はい終わり。その軽さが可笑しい。それでいて、帰る場所がないと打ち明けられたときには「困ってるんなら、助けるだけだな」と静かに決める。タイトルどおりの主人公だと分かって、続きが読みたくなった。
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8.8万
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15
◎
仮発掘
ローファンタジー
完結
磐守姫と銀色の神獣 〜祓師、神獣、妖と紡ぐ和風ファンタジー〜
ハルモニア
満月の夜に虹色の石を渡して「僕の番になってくれる?」と約束した少年が、服だけ残して消えてしまう。この始まりだけで続きが読みたくなった。六年後に再会した彼が森を守る狼の神獣になっていて、山を削るソーラーパネルと風車が妖を狂わせている、という悩みを抱えているのが和風ファンタジーとして新しくて面白い。主人公の依芙姫は祓師の家に生まれながら祓いの力が使えないのだけど、大蛇との戦いで晴真の手に触れて神氣を流し、八握剣を光らせる場面がとても好き。焼けた地面に手を当てると小さな芽が出て、木霊たちがお礼を言いに来る場面も温かくて、この子を応援したくなった。
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14.5万
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3
◎
仮発掘
ハイファンタジー
連載中
アルジキミヒト
ユッキング加賀
変身ベルトで童話の主人公の力を借りて戦う、という設定がまず面白い。桃太郎の世界に落ちた主人公が名乗るのが「金太郎」というのがもう楽しくて、そこから浦島太郎、幸福の王子、ブレーメンの音楽隊と、次にどの童話が出てくるのか毎回気になってしまう。 一番好きなのは鬼ヶ島の場面。「本物は偽物には勝てないというのか」と言われて、「偽物には本物にはないモンがある」と返すところ。他人の力を借りて戦う主人公の話としての芯がここにあって、応援したくなった。 道中で相棒になる雪女のキネシスとの掛け合いも軽快で、シリアスな戦闘の直後に一気にふざけ出す温度差が癖になる。読み進めるほど転がり方が読めなくなって、続きが楽しみ。
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30.0万
字
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3
◎
仮発掘
現実世界恋愛
連載中
マリッジ・コントラクト
星つむぎ
四度目のお見合いで持ちかけられたのが契約結婚、という始まりからして面白い。淡々と条件をすり合わせていく大人二人の会話が丁寧で、読んでいて心地よかった。 好きなのは、隙のない九条さんがときどきほころぶところ。翠さんの何気ない一言に声が上ずったり、少し急ぎすぎたと言って叱られた犬みたいな顔になったり。指輪選びで彼女の好きな色を先回りしてしまう場面も、気遣いなのか別の何かなのか分からなくて、そこがずっと気になっている。続きが楽しみ。
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3.4万
字
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4
◎
仮発掘
歴史
完結
柳生長屋の三人組 湧いた事件を片付けます
月城玉菜
江戸の長屋の朝から始まるのが、まず好き。右目に眼帯の章吉、飯にありつけない貧乏御家人の三男・重俊、そこへ人ならざる光太郎が「家出だ」と隣に越してきて、白い飯と味噌汁を持ってくる。出汁のない味噌汁はまずい、と言い合いながら三人で朝飯を食べる場面が温かい。夜の路地の斬り合いも、湿った気配で近づいてくる怪異もちゃんと怖いのに、騒動が終われば必ず長屋の朝に戻ってくる。この行き来がやわらかくて、読んでいて楽しい。しかも大家が当代最強の柳生の剣士で、無茶な用事を涼しい顔で押しつけてくる。三人が振り回されるたびに笑ってしまって、続きが気になった。
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11.8万
字
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