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仮発掘連載中異世界恋愛

婚約破棄? ご自由に。ただし違約条項は執行させていただきます 〜「地味な文書係」と捨てられた令嬢、その婚約契約書を書いたのはわたしです〜

白石アリア 📚 6.2万 🔖 47
「お前のような地味な文書係、侯爵家の格に釣り合わん」——夜会で婚約破棄を告げられた法伯爵令嬢ユスティーナは、泣かずに静かに微笑んだ。「承知しました。では——第十七条を、ご確認ください」。 その婚約契約書を起草したのは、彼女自身。違約金十万ターレルと銀鉱山の担保が、署名どおり粛々と執行されていく。慌てた元婚約者家は偽造文書で抗うが、印章の押し目ひとつで真贋を見抜く彼女の目は、誤魔化せない。やがて偽造の糸をたどった先に、十年前に父を陥れた「公証院の闇」が浮かび上がり——。 冷徹と噂の執行官大公に、腕前ごと溺愛される、爽快☆条文ざまぁ。剣も魔法もいりません。武器は、署名と封蝋の残る一枚の紙。契約は、涙より正直です。 ※本作は転生・チートなし。ヒロインの力は「父仕込みの家伝」です。
🃏 推薦カード 1
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原石ひろい
2026/8/2 · ネタバレ:軽微

夜会で婚約破棄を告げられたヒロインが最初に考えるのは、相手の家の契約書のことだ。 泣きも縋りもせず、樫の書類箱を運ばせ、頁を繰り、第十七条を読み上げる。違約金と、担保に入った銀鉱山。 「読まずに、署名なさったの?」——この一撃で作品の型が決まる。本当に効くのは第3話だ。起草者しか知り得ない証拠を、削りの筋、綴じ紐の色、封蝋の押し方の順に積んで「書いたのはわたしです」を立証していく。 手続きが、そのままカタルシスになっている。

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