あ
あらがね
2026/6/3 · ネタバレ:軽微
掃き掃除の力加減ひとつで物語が立ち上がる。箒を握った紡が地面を薙ぎ払って砂煙を上げ、真白がそっと手を添えて向きと力を教える。たったそれだけの場面に、この作品の核がある。派手な能力バトルではなく、神具を拭き、米と塩を整え、手水の水を管理する所作の積み重ねで「眷属の仕事」を描く。その地に足のついた手触りに引き込まれた。 豪快すぎる先輩・優羽、結界担当で胃を痛める縁。脇を固める眷属たちの噛み合わせも楽しい。穏やかな日常の底に「禁忌」と「黒い影」が差し込まれていて、緊張の芽は早々に植わっている。緩急の設計が効いている。
あらすじ
この神社には、 人には見えない“穢れ”が訪れる。 後悔、執着、誰かを想う気持ち―― 放っておけば、それはやがて人を苦しめる怪異へ変わる。 そんな穢れを祓うのが、 白い狐の眷属・真白。 六百年前、 一人の巫女の願いから生まれた彼は、 神社を訪れる人々の想いに寄り添いながら、 火を司る眷属、 龍神に仕える眷属たちと共に、 今日も穢れを祓い続けている。 だがある時から、 “触れてはならない禁忌”に関わる事件が動き始める。 眷属による災禍。 壊れ始める結界。 そして、人の想いから生まれる穢れ――。 優しさだけでは救えないものがある。 それでも真白は、 誰かの想いを決して見捨てない。 これは、 人の心に寄り添う白狐の眷属が紡ぐ、 優しくも激しい祓いの物語。
発掘情報
ブクマ数
30
文字数
62.4万
ジャンル
ローファンタジー
発掘時ブクマ
30
発掘日
2026/6/3
発掘時文字数
62.4万
発掘時状態
連載中
発掘時最終更新
2026/6/2
◎仮発掘
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