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「スカッとする」のWeb小説

読者が「スカッとする」と感じた、ランキング外の作品です。気分に合いそうなら応援してみてください。

該当作品34
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🏅編集部オススメ◎仮発掘異世界恋愛完結
三年で離縁の契約ですが、まずこの家の帳簿を直させていただきます 〜お飾り妻の、静かな家政立て直し〜
銀月ソフィ
派手な展開はないんだけど、燭台の数とか卵の仕入れとか、細かい数字のズレから家の嘘を一枚ずつめくっていく感じが気持ちいい。主人公が声を荒げず、淡々と帳簿で殴っていくのがいいんだよね。冷たい旦那様も、皿の卵ひとつでちょっと素が見えたりして、この先の距離感が気になってくる。文章の間がきれいで、静かなのに止まらなくなった。
🃏 1 枚👀 0
📚 13.4万字🔖 257
◎仮発掘異世界恋愛完結
離縁された公爵夫人ですが、王宮監査官に任命されましたので、皆様の帳簿を拝見させていただきますわね? 〜数字は嘘を吐きませんの。追徴課税のお時間ですわ〜
桐谷ルナ
派手な魔法も剣もない。武器は帳簿と、現場に残る「皺」だけ。完璧すぎて綺麗な帳簿を前に、主人公が車軸の交換記録や薪の仕入れ台帳から「本当の生産量」を逆算していく——この数字で外堀を埋める過程に手が止まった。離縁の精算劇から始まり、毎章きっちり悪徳貴族が一人、決算される。スカッとするだけでなく、北の塩と南の港の裏に同じ「灰色の通い帳」の影が伸びていて、お仕事ものの気持ちよさに帳元を追う縦軸が一本通っているのが効いている。
🃏 1 枚👀 0
📚 16.0万字🔖 59
◎仮発掘異世界恋愛連載中
婚約破棄された公爵令嬢は、下町で質屋を継ぎました 〜ところでその婚約指輪、贋物ですわよ?〜
朝比奈ミナ
派手な魔法も剣も出てこない。武器は「目と台帳と算盤」だけ。査定と書面と手続きで理不尽を一つずつ覆していく、その発想が面白い。 婚約破棄を告げられた公爵令嬢が、その場で婚約指輪を査定して「銅貨三枚」と突き返す——掴みからして痛快だが、本領はその後の下町の質屋。持ち込まれる質草の嘘を、慇懃無礼な毒舌でやんわり、しかし条文で容赦なく暴いていく。 そして序盤の何気ない一品が、後の話で効いてくる設計がいい。暴力に頼らず「書面は腐らない」で押し切る痛快さがある。
🃏 1 枚👀 0
📚 19.7万字🔖 91
◎仮発掘異世界恋愛連載中
婚約破棄された悪役令嬢は、辺境で薬屋をはじめます 〜王宮の薬はすべて私が支えていましたが、納品停止いたしますね。お大事になさってください〜
白崎リラ
このざまぁは、主人公が何もしないことで成立します。王宮の薬を八年間ひとりで支えていた令嬢が、婚約破棄の場で「納品停止いたしますね」とだけ告げて去る。以後、彼女は復讐に一切手を汚しません。ただ品質管理者が消えた組織が、内側から軋んでいくだけです。辺境の薬屋開業を丁寧に描く一画面と、王都が静かに困っていく遠景の二画面が交互に進む構成が効いています。 薬学描写が本物なのも掘り出しどころです。乳鉢を叩く匙の音、煮詰めの引き際、「お薬は嘘をつきません」という一貫した信条。魔法は症状を消すが薬学は原因を治す、という世界観レベルのテーマが真面目に敷かれています。そして白眉が第13話「診ません。ただし、診られる人間を育てます」——自分にしか作れない薬で命を支えるのは誇りではなく欠陥だ、と言い切る主人公の戦い方に手が止まりました。不器用な辺境伯が「対価だ」と言い訳しては屋根を直しに通う溺愛も、じわじわ積み上がっていきます。
🃏 2 枚👀 0🙌 3
📚 16.5万字🔖 3013
🏅編集部オススメ◎仮発掘異世界恋愛完結
泥を啜れと捨てられた無能令嬢、実は「神の瞳」を持つ奇跡の聖女でした 〜隣国の冷酷皇帝は、私を閉じ込め独占し、世界ごと跪かせる〜
西園寺ミオ
追放・ざまぁ・溺愛・独占欲――異世界恋愛の王道要素を、惜しげもなく濃縮した一作です。冒頭から「無能と呼ばれていた令嬢が実は国の結界を一人で支えていた」という構造が明かされ、彼女が祈りを止めた瞬間に王国が崩れ始める描写と、雨の国境で死神皇帝ギルバートに「見つけたぞ、私の絶望を終わらせる銀の月を」と拾われる場面が並行して描かれる構成が鮮やかです。皇帝の独占愛は重く、宝石や国宝の靴で飾り立てて跪く描写など、ヒロインを「至宝」として扱う甘さが徹底されています。王道の安心感を、丁寧な描写と勢いで楽しめる一作です。
🃏 1 枚👀 0
📚 12.8万字🔖 127
◎仮発掘ハイファンタジー完結
帳簿を閉じて、国を閉める。 ~「愛があれば予算は組める」と豪語して私を追放した王太子が、三日で国家破産(デフォルト)して泣きついてきましたが、もう手遅れです。私は隣国をまるごと買収したので~
小鳥遊ミント
愛があれば予算は組める」と豪語した王太子に対し、ヒロインの反撃手段が剣でも魔法でもなく「債務履行請求」と「生体認証ロック」というのが新鮮です。婚約破棄の場面で泣き崩れず、私財で穴埋めしていた国庫の清算を即座に始める徹底ぶり。簿記・税制・法規の死文化条項まで武器にする冷徹な事務処理で、感情論の権力者たちを淡々と追い詰めていきます。横領役人の帳簿を一目で見抜くシーンなど、ロジックの組み立てが具体的で、ざまぁ系の中でも知略パートの読み応えが際立つ一作です。
🃏 1 枚👀 0
📚 8.0万字🔖 26
◎仮発掘ハイファンタジー連載中
婚約破棄、結構ですわ。ただし私が裏で支えていた王室予算三万枚、今すぐ一括返済してくださるかしら?
朝比奈ミナ
婚約破棄ものに「経済」を持ち込んだ一作。ヒロインの武器は剣でも魔法でもなく、十年かけて積み上げた支払い実績と帳簿管理で、王家の信用そのものが彼女のサインに紐付いていたという設定が効いている。断罪の場で宝石の領収書を突きつけ、騎士団の給与支払いを人質に取り、隣国皇帝が「世界の債権者」として迎えに来る——感情ではなく契約と数字で殴る展開が小気味よい。冷徹に微笑むエレノラと無言で執行する侍女シエルの呼吸も心地よく、全47話・約9万字で完結している点も読みやすい。
🃏 1 枚👀 0
📚 13.7万字🔖 64
🏅編集部オススメ◎仮発掘異世界恋愛完結
泥人形と呼ばれた令嬢、隣国の冷徹皇帝に「世界の至宝」として攫われる ~「無能」と捨てられた私が、実は世界を守る唯一の浄化術師だった件。~
西園寺ミオ
「色=魔力」の国で唯一の無色ゆえに『泥人形』と蔑まれた令嬢が、実は国を裏で支え続けてきた浄化術師だった――という設定の見せ方が丁寧です。捨てられる側の絶望と、すべてを破壊する皇帝の魔力が彼女に触れて「凪」に変わる対比が美しく、第1話で物語の核となる対構造(破壊と浄化、孤独と孤独)が静かに提示されます。雨と泥の描写の冷たさから、皇帝の手のひらの熱へと切り替わる瞬間が印象的でした。
🃏 1 枚👀 0
📚 9.8万字🔖 64
🏅編集部オススメ◎仮発掘異世界恋愛完結
氷の追放令嬢、死神辺境伯の熱に溶かされて幸せになります ~捨てられた聖女の調和魔法で、極北の地を宝石の都へ~
花菱エマ
王道の掴みだ。婚約破棄、極北への追放、待っていたのは氷の死神。 だが引き込まれたのはその次だった。傷み始めた食糧庫で、エルシアが使うのは凍らせる氷ではない。食材を壊さず、噴き出す熱だけを眠らせる氷。 この一場面で、彼女の力が拒絶ではなく調和として設計されていることが腑に落ちる。 以後、氷はずっと誰かの居場所を作るための道具として描かれ続ける。ここに気づいてから、一気に読んだ。
🃏 2 枚👀 0
📚 19.4万字🔖 118
🏅編集部オススメ◎仮発掘異世界恋愛連載中
要らない娘と呼ばれた私を、魔王は千年待っていたそうです ~捨てた公爵家は没落し、私は世界で一番幸せになりました~
蒼空ルーシェ
「お前でちょうどよかった」。裏口からしか送り出されなかった娘が、人身御供として魔王城へ向かう——ここまでは、よくある追放ものです。手が止まったのはその先でした。大陸最強の魔王が彼女の前で跪き、涙を流し、「千年待った」と震える声で告げる。落ちた涙は、千年枯れていた石の床に花を咲かせます。この一幕の完成度で、もう掴まれます。 効いているのは、溺愛や逆転を「情の設計」として積んでいることです。蜂蜜菓子を一個ゆずる魔王と、三連定型で茶化す側近の食卓は温かく、その温度のまま第2部で物語は千年の謎へ潜ります。黒い花弁がなぜ十二枚で揃うのか。半身はなぜ「二度」生まれ、二度消されかけるのか。そして「要らない」という言葉が、主人公だけでなく別の登場人物の生涯にも反響していたと分かる第2部の折り返しで、伏線の骨格が一気に見えてきます。ざまぁで溜飲を下げて終わらせず、捨てた者・奪われた者・待ち続けた者、それぞれの千年を回収しにいく。埋もれているのが惜しい一作です。
🃏 2 枚👀 0
📚 23.7万字🔖 283
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