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編集部オススメ
◎
仮発掘
異世界恋愛
完結
泥人形と呼ばれた令嬢、隣国の冷徹皇帝に「世界の至宝」として攫われる ~「無能」と捨てられた私が、実は世界を守る唯一の浄化術師だった件。~
西園寺ミオ
「色=魔力」の国で唯一の無色ゆえに『泥人形』と蔑まれた令嬢が、実は国を裏で支え続けてきた浄化術師だった――という設定の見せ方が丁寧です。捨てられる側の絶望と、すべてを破壊する皇帝の魔力が彼女に触れて「凪」に変わる対比が美しく、第1話で物語の核となる対構造(破壊と浄化、孤独と孤独)が静かに提示されます。雨と泥の描写の冷たさから、皇帝の手のひらの熱へと切り替わる瞬間が印象的でした。
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9.8万
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編集部オススメ
◎
仮発掘
異世界恋愛
連載中
要らない娘と呼ばれた私を、魔王は千年待っていたそうです ~捨てた公爵家は没落し、私は世界で一番幸せになりました~
蒼空ルーシェ
「お前でちょうどよかった」。裏口からしか送り出されなかった娘が、人身御供として魔王城へ向かう——ここまでは、よくある追放ものです。手が止まったのはその先でした。大陸最強の魔王が彼女の前で跪き、涙を流し、「千年待った」と震える声で告げる。落ちた涙は、千年枯れていた石の床に花を咲かせます。この一幕の完成度で、もう掴まれます。 効いているのは、溺愛や逆転を「情の設計」として積んでいることです。蜂蜜菓子を一個ゆずる魔王と、三連定型で茶化す側近の食卓は温かく、その温度のまま第2部で物語は千年の謎へ潜ります。黒い花弁がなぜ十二枚で揃うのか。半身はなぜ「二度」生まれ、二度消されかけるのか。そして「要らない」という言葉が、主人公だけでなく別の登場人物の生涯にも反響していたと分かる第2部の折り返しで、伏線の骨格が一気に見えてきます。ざまぁで溜飲を下げて終わらせず、捨てた者・奪われた者・待ち続けた者、それぞれの千年を回収しにいく。埋もれているのが惜しい一作です。
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23.7万
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