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「泣ける」のWeb小説
読者が「泣ける」と感じた、ランキング外の作品です。気分に合いそうなら応援してみてください。
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34
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◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
SETSUKA
meiban
吹雪の中でたどり着いた古宿で、焦げた焼き魚を「福が落ちてきた」と笑う仲居さんに迎えられる。その一言で、こちらの肩までふっとゆるんだ。囲炉裏の火、灯りの芯にかける手間、縁側で毛布を分けて雪を眺める時間——派手な事件はないのに、ひとつひとつの所作が温かくて、読むほどに村の空気に体ごと馴染んでいく。主人公は、人に近づくほど怖くなって関係を自分から切ってしまう癖を抱えた青年。その不器用さが他人事に思えなくて、そっと背中を押したくなった。静かな雪の手触りごと、じんわり心が温まる一作。
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6.8万
字
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5
◎
仮発掘
現実世界恋愛
連載中
鈴村くんは間違えない
シア
未来を見通す本に頼ってやり直すお話かと思っていたら、いつのまにか「選択肢を読まずに自分の意思で選ぶ」物語になっていて、その歩みにじんわり胸が熱くなった。生徒会の仲間ひとりひとりにちゃんと物語があって、彼らの恋や過去まで丁寧に描かれるのが好きだ。そして中盤、序盤からそっと置かれていた小さな違和感が静かに回収される瞬間、思わず涙腺がゆるんだ。タイトルの意味が、終盤に向けてやわらかく沁みてくる。
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81.7万
字
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25
◎
仮発掘
ハイファンタジー
完結
我が戦友 -北欧神話ロキの物語-
Romina
北欧神話のロキを、いたずらの軽やかさから終末の絶望まで、ひと続きの物語として丁寧に描き直した一作。どの予言にも名のないヴェトルと狡知の神ロキ、神々の輪の外側にいる二人が、沈黙ごしにそっと距離を縮めていく。その関係の温度がとても好きだ。功績を語らず、世界に使われてはやがて忘れられていく——それでも隣にいてくれる存在のありがたさに、じんわり胸が熱くなった。簡潔で詩的な文章が、静かな余韻をずっと残してくれる。
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2.3万
字
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23
◎
仮発掘
ローファンタジー
完結
桜想(おうそう)――月を引く亡霊と護る者たち――
月城玉菜
二百年、ひとりで桜の下にいた亡霊の少年・尊。是雄が握り飯を落として転ぶ場面で、尊が二百年ぶりにふっと笑う――そのささやかな瞬間に、こちらの胸もそっとほどけた。 和風の幻想世界を、土や煮炊きの匂い、人の声まで丁寧にすくい上げる文章が静かで美しい。受肉して村の温かさに触れながら、何もできない自分に小さく拳を握る姿を、そっと背中を押したくなる。
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9.8万
字
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15
◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
ArcanaReWrite
上月琴葉
目覚めたばかりの真っ白な髪の少年に「天乃紡」という名前が贈られる場面から、いい。この物語では、名前を贈ること・約束を交わすことが、そのまま誰かの命をつないでいく。夢の中で出会う少女ヒバナがくれた宝石が、目覚めたあと現実にも残っている——そんな繊細な仕掛けも好きで、儚い存在に寄り添う一人ひとりの想いが、やわらかく繋がっていくのがいい。水の都や和風の祭り、砂漠の街と、区ごとに表情を変える景色の描写も丁寧で、読みながら一緒に旅している気持ちになった。タイトルが示す「ReWrite」という願いのとおり、定められた結末に抗おうとする登場人物たちを、そっと応援したくなる。
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19.5万
字
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2
🏅
編集部オススメ
◎
仮発掘
ローファンタジー
連載中
天然ドジっ子座敷わらしは、恩返しのつもりで居座り中です〜俺の不運がさらに増してる気がするのだが!?〜
藤原 柚月
不運続きの俺の部屋に居座った座敷わらしの里桜が、実は昔亡くした飼い猫の生まれ変わりだと分かったとき、胸がじんとした。砂団子を料理だと差し出す天然っぷりに頬がゆるみ、「守れなくてごめんな」と透和が手を合わせる場面ではそっと涙が滲む。妖たちのかくりよ巡りも、舞や妖狐それぞれが抱えた過去がやわらかくほどけていって、群像劇としても温かい。笑いとしんみりの緩急がやさしくて、読み終えるころには里桜の幸せをずっと願っていた。
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9.1万
字
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130
◎
仮発掘
純文学
完結
【6200PV達成!】あの日、少女と汽車の着くところ
東條零
一話目の美しさたるや……。 あっという間に魅せられた。 そして、何度泣かされたことか。 これ、すっごく調べて書いたんだろうな……と、思えるところも含めて、神作品。
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4.4万
字
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38
◎
仮発掘
ホラー
完結
都市伝 〜近代伝承のススメ〜
スネオメガネ
「お告げ屋さん」編がとにかく好きだ。近い未来の不幸を見せられ、それを変えるには自分の命を差し出すしかない——そんな理不尽な選択を前に、平凡な父親が家族のためにとった答えに、じんわり胸が熱くなった。 怖い話のはずなのに、最後に残るのは大切な人を思う温度。しかもこの作品、ひとつひとつの都市伝説が「自分が書いた覚えのないサイト」を起点に静かに繋がっていく構成で、読み進めるほど世界がほどけていく。チェーンメール、ヒトガタ様、寄生毛と、怖さの手触りも一話ごとに変わって飽きがこない。連作怪談が好きな人に、そっと手渡したい一作。
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18.9万
字
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14
🏅
編集部オススメ
◎
仮発掘
ヒューマンドラマ
連載中
Nobodyが聴いてない!
大貴古川
歌手を夢みる那音と、その夢を「応援させてよ」とそっと背中を押す余梁。前半の公園での発声練習や遊園地デートのやわらかい掛け合いに気持ちがほどけたところで、物語は余梁が抱える声の病へと静かに踏み込んでいく。背中に指で文字を書いて不安をほぐす場面や、「ハッピーエンドにして」と願う彼女の手を那音が離さない姿に、じんわり胸が熱くなった。才能か、心に届く声か——歌の価値を二人の歩幅で問い直していく物語。
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10.6万
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100
◎
仮発掘
純文学
完結
若と忠犬と黒瀬組 ─ 進路の決まらない僕と一緒にいる幼馴染 ─
灯屋 いと
黒瀬組というヤクザの家で育った律と、血の繋がらない幼馴染の蓮。なのにこの家、行き場のない子も傷を抱えた人も、そっと受け止めてしまう懐の深さがあって、その温度がまず好きだ。鼻歌でムーン・リバーを口ずさむ蓮の屈託のなさと、進路に迷う律が「この子の隣にいたい」と静かに願いはじめる距離の変わり方に、じんわり胸が温かくなった。強面の世界の奥にある、やわらかさで読ませてくれる。
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13.6万
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7
◎
仮発掘
異世界恋愛
完結
灰髪の魔道具令嬢は、黒衣の魔術師に乞われて微笑む
霖しのぐ
虐げられてきたヒロインが、訳ありヒーローに求められることから始まる異世界恋愛作品です。少しずつ前を向けるようになっていくヒロインを見守り、応援したくなります。 一緒に暮らす日々の中で心を通わせていくヒロインとヒーローのやり取りに、優しさや穏やかさを感じながら話は進んでいきます。 じれじれと切なさ重視の作品です。
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19.5万
字
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32
◎
仮発掘
ハイファンタジー
連載中
インバース・クロニクル ~逆転料理人は異世界を救ってとっとと帰る~
夜長月虹
現代の料理人・凌平が、災厄の世界でシノという少年の体に宿るところから物語が動き出す。この設定がまず好きだ。 料理がただの食事じゃなく、食べると傷が癒え、力が湧くという「効く」ものとして描かれていて、包丁と火魔法で異世界に立ち向かっていく。 なにより、スライムに襲われた彼を助けた強面のヴァルド店長が「独りにはしねえ」と涙ながらに抱きしめる場面に、じんわり胸が温かくなった。 「能無し」と蔑まれるシノを家族のように迎える店『アトリエ』の空気と、店長の「料理は食べる人を笑顔にするもの」という一言が、この作品の芯だと思う。 記憶の奥にある罪や神の企みの影もちらつき、続きをそっと応援したくなる。
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36.2万
字
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