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仮発掘異世界恋愛連載中
離縁された公爵夫人ですが、王宮監査官に任命されましたので、皆様の帳簿を拝見させていただきますわね? 〜数字は嘘を吐きませんの。追徴課税のお時間ですわ〜
桐谷ルナ
派手な魔法も剣もない。武器は帳簿と、現場に残る「皺」だけ。完璧すぎて綺麗な帳簿を前に、主人公が車軸の交換記録や薪の仕入れ台帳から「本当の生産量」を逆算していく——この数字で外堀を埋める過程に手が止まった。離縁の精算劇から始まり、毎章きっちり悪徳貴族が一人、決算される。スカッとするだけでなく、北の塩と南の港の裏に同じ「灰色の通い帳」の影が伸びていて、お仕事ものの気持ちよさに帳元を追う縦軸が一本通っているのが効いている。
🃏 1👀 0
📚 2.2万🔖 3
仮発掘異世界恋愛連載中
婚約破棄された公爵令嬢は、下町で質屋を継ぎました 〜ところでその婚約指輪、贋物ですわよ?〜
朝比奈ミナ
派手な魔法も剣も出てこない。武器は「目と台帳と算盤」だけ。査定と書面と手続きで理不尽を一つずつ覆していく、その発想が面白い。 婚約破棄を告げられた公爵令嬢が、その場で婚約指輪を査定して「銅貨三枚」と突き返す——掴みからして痛快だが、本領はその後の下町の質屋。持ち込まれる質草の嘘を、慇懃無礼な毒舌でやんわり、しかし条文で容赦なく暴いていく。 そして序盤の何気ない一品が、後の話で効いてくる設計がいい。暴力に頼らず「書面は腐らない」で押し切る痛快さがある。
🃏 1👀 0
📚 2.0万🔖 4
推薦済ヒューマンドラマ完結
春を拾う
細川ゆうり
仕事を失い、故郷へ帰った青年・悠。田んぼ道で拾った泥だらけの作文帳——そこに書かれていたのは、かつて児童館で寄り添った少年・晴の言葉だった。 「おじさんが、また笑えますように。」 詩のような文体で綴られた約3分の短編。ブクマはほぼゼロだけど、読み終えたあとに春の匂いが漂ってくる。
🃏 1👀 0
📚 1,308